【リディアン・オーグメント】

櫻井です。


今日は、ジャズピアノブックから

リディアンオーグメントの学びをシェア。


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<おさらい>

前回、

「ド,レ,ミ,ファ,ソ,ラ,シ,ドー」という

“メジャースケール音階”の


3番目の音「ミ」

から始めるモード


『フリジアンモード』


について

ご紹介しました。


この音階は、

「G7/E」や


スペイン音楽でよく出てくる

「F/E」


というコード上で

使うことが可能です。

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<音階を変えます!>

今回は、音階を変えてみます!


「ド,レ,ミ♭,ファ,ソ,ラ,シ,ドー」という

“メロディックマイナースケール音階”

を使います。


この音階上の


3番目の音「ミ♭」

から始まるスケール


『リディアン・オーグメント・モード』


についてご紹介します。

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<リディアン・オーグメント・モード>

(E♭リディアン・オーグメントならば)


E♭M#5(=E♭△#5)


というコードネームで表されます。


なにやらごちゃごちゃややこしいですねー


E♭の4音と5音を上げて

#4#5にすることで完成します。


つまり、

「ド,レ,ミ♭,ファ,ソ,ラ,シ,ドー」という


“Cメロディックマイナースケール音階”


の3音目から始まる

「ミ♭,ファ,ソ,ラ,シ,ド,レ,ミ♭ー」という

音階を使います。


このコードを曲中で指定する曲は

はっきり言って稀です。


どこか寒々しく

乾燥した雰囲気を

醸し出す感じがします。


例えばイントロやアウトロで、

そのようなイメージを

出したい時に使うと

効果的かもしれません。


はっきり言って

激レアなコードです。

ポケモンでいうと、

ルージュラくらいレアです。

(※余計わかりづら!w)


(レアだけに、

扱いが難しいですが、

作曲家の端くれとしては

ぜひ調理してみたい珍品。)

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<作曲に挑戦!>

つうことで

今日はそんな

リディアンオーグメントを

感じていただきたく

曲を作りました。


曲名:Winter Walk

https://youtu.be/2mmCbHC2cC0


曲の「レッテルA」部分では、

E♭リディアンオーグメント

を多用し、


|E♭△#5|E△ |


を繰り返しています。


使い方が合ってるか

どうかははっきり言って

ちょっと謎ですがw


どこか冷えて乾燥した

感じが冬の透明感などを

表現するのにぴったしな気が

個人的にはしました。


あなたは

どう感じましたでしょうか^o^

今日はここまで。

気になったらぜひ

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