【ピアノが上手い人、下手な人の違いは?】
上手い下手は、聞く人それぞれの感じ方なので
かなり意見が分かれるところかとは思いますが
一般論として、あえて今日はそこを分析してみます。
ミスタッチの多さは置いておくとして
プロ・アマでの技術的な大きな差は
3つあるのではないでしょうかね。
※あくまで個人的な意見ですよー
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1、リズム
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結構上手い人でも、 リズム感が悪いと下手に聞こえます。
上手い人は楽曲の様式にあった リズムというものを持っていますが
なんかイマイチやなあと感じる人は そこに違和感を感じたりします。
さらに上手い人はわざとすこーしずらしたりもして
音に彩りを与えたりしてきます。
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2、音
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出音、打鍵速度などに違いが出ます。
上手い人ははっきりくっきりと
硬質ながら明るい響きは 必ず表現できると言っていいと思います。
また、自分の得意な響きを知っていて
曲中に散りばめてくるのです。
さらにいうと、音の粒の揃え方も綺麗です。
特にスタッカートの種類は圧倒的に
上手い人の方が豊富です。
フォルテとピアノの音量差も的確に
気持ちよくつけられるのが
上手い人の演奏の特徴かと思います。
1音1音感じて弾くという音の深さが
違いと言っていいのではないでしょうか。
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3、ペダリング
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例えばホールで演奏するなどの場合は
残響がよく鳴っているので
ペダルをベタベタ踏み込む必要はないはずなのですが
演奏に自信がないとやたらと踏み込んでしまいがちです。
本当に上手い人の場合は音を濁らせず演奏することができます。
曲分析もきっちりできているというのも
ペダリングの上手い下手に関わってきていると思います。
演奏の技術レベルがそこまで高くなくても、
一生懸命に演奏すればそれで人を感動させる
音楽になりますし、そういった演奏を聴いて
感動したことは幾たびもあります。
最後は、、、
音楽を愛する心ですかね。
これはどんな人にも共通して言えることです。
愛する心が曲に吹き込まれれば
聞く人に感動を与えるのだと思います。
今日はこの辺で!
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