ミスについて

さてさて、

今あなたは新しい音楽活動を始めワクワクしていることでしょう。

ちょっと僕の話をさせてください。 僕がピアノを始めたのは小学校4年生のときから。 母親に半ば強引に教室に連れて行かれ、 最初はうまく弾けなかったらどうしようかと不安でいっぱいでした。 習い始めてからはそんな気持ちは一変、課題曲が弾けるようになることが 楽しくて仕方なくなりました。

しかし、あるとき問題にぶちあたります。 それは、どうしてもうまく弾けない課題曲が現れたのです。 僕は必死に弾けない箇所を何100回、何1000回と練習しましたが、 弾くことができず、レッスン中に悔し泣きをして、若い女性の先生を困らせました!! 結局先生はその曲を諦めて次の曲を弾くように僕に言いました。 しかし、その日をさかいに僕はピアノが嫌いになり、あまり練習をしなくなりました。

今でもライブで演奏中にミスをすると後悔したり、落ち込んだりします。 あなたもそんな経験はないでしょうか。 ミスはとてもネガティブな感情を引き起こして落ち込みます。 だから、そういう時は自分に言い聞かせてほしい。 「音楽にミスはない、ミスだと思って楽しまないことが痛恨のミスだ」と。

実際ミスしたと思っていたテイクを録音していたら、聞いてみてください。 最初は気がひけるし落ち込むと思いますが、何100回か聞くと、

そのミスがいい味を出していることに気づき、それなしでは聞けなくなるではありませんか!! そうやって新しい音楽というのは生まれていくものなのです。

ミスだと思っているのは自分だけで、実はそこがあなたのいいところだったりします。 是非ミスを楽しんで見てください。自然と演奏中に笑みがこぼれるでしょう。

大人のピアノ初心者が習う簡単音楽教室

想像してみてください・・・ 憧れだった名曲の楽譜がセットされたピアノを前にして座っています。 胸が高鳴り、どきどきして、目を閉じ深呼吸をしています。 右手から鍵盤に乗せて、ペダルを踏んで・・・ たった1ヶ月前には、弾けると思っていなかったピアノを、あなたは今弾いています。 自らの演奏で自分の心、聴く人の心を癒しています・・・。 そんな理想がもう手の届くところにあります。

0コメント

  • 1000 / 1000