【ピアノ初心者】練習が「面白くない」と思ってしまう原因と解決法!練習スランプを乗り越えるため、考え方や練習方法を変えてみるだけで面白みが変わってくる!

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はじめに

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ピアノ初心者にしばらくすると訪れるのが、練習が「面白くない」という現象。

これはどんなに一流のピアニストでも一度は訪れていることが多いようです。


「練習スランプ」状態といっても過言ではありません。


今回はピアノの練習が「面白くない」と思ってしまう現象について原因と解決法を考えていこうと思います。


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場合別の原因と解決法

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さて、場合別に原因と解決方法を考えていきたいと思います。


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練習が作業的になってしまう

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毎日漫然と同じ課題曲をこなしてはいませんか?


同じ曲を繰り返すのは指のトレーニングには一定の効果がありますが、慣れてしまうとつまらなくなってしまうことがあります。ただ弾く量をこなすような練習方法は、ある程度技術はつくものの、刺激が足りなく面白くなく感じてしまいます。


もし作業的になっていると感じたら、少し違う雰囲気の曲を練習メニューに加えるなど、少し思い切った新たな挑戦をしてみるのはいかがでしょうか。


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左右の手の動きの違いに混乱してしまう

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左右の手の動きが混乱してしまうと、いくら頑張っても弾けないので、面白く無くなってしまいます。その部分がどうしても弾けないので、曲全体を弾くモチベーションの低下につながってしまうことも。


この場合は、左右をバラバラにして片手ずつゆっくり練習をしましょう。これを何度も行います。


頭で考えなくても片手で弾けるようになったら、次は、両手の指の動かす順番を、自分なりに研究します。


「最初は右手の2番、そのあとは左手の4番、そのあとは、、、」といった感じです。


リズムを考えずに、その順番通りに鍵盤をただ『押す』ことを意識して練習します。


そして、その順番に慣れてきたら、次は、リズムを加えて、、、という感じで仕上げていきます。


少し時間がかかりますが、弾けた時の喜びもひとしおです。このように乗り越えていきましょう。


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指の筋力が足りておらず弾けない部分がある

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例えば、小指や薬指を多用するようなところでは、指の筋力がないためにスムーズに弾けない場合があります。こうなってくるとイライラしたり、くじけそうになったりして、ピアノが嫌いになってしまうということもあり得ます。


ある程度スピードを落として弾けそうな場所ならば、繰り返しその部分を練習して筋力をつけていきます。一気に1度の練習で弾けるということを期待しないようにしましょう。なぜなら、筋肉がついていない時に無理に酷使してしまうと、腱を痛めてしまう場合があります。


これも少し時間がかかりますが、弾けるようになってくると面白くなってくるでしょう。


ただ、もし無理そうな時は、諦めて少しアレンジしてみるのも手です。音数を少なくしたり、リズムを単調にして乗り切れないかを考えてみましょう。


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通しで練習してしまっている

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ちゃんと習得できてない段階で「通し練習」をすると、毎回同じところで止まったりミスしてしまったりして、いわゆる「弾けた感」がないので、面白くなくなってしまいます。


通し練習をする前に、弾きづらいところを重点的に練習しましょう。仕上げの段階では通し練習をしますが、その前に、部分的にきちんと弾けるように心がけると、曲が仕上がってくる実感が湧くので、ピアノを弾く面白みが出てくると思います。


特に難しい部分を重点的に時間をかけて練習していくことをお勧めします。


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「自分の上達を感じられない」

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自分のピアノの技術の向上が見込めない時に、気持ち的に後ろ向きになってしまい「面白くない」と感じることがあります。


何を持ってピアノの上達が感じられるかは、人それぞれだとは思いますが、例えば、自分の目標としていた曲が全く弾けないといった場合には面白みがないでしょう。


そういう場合は、「大目標」の前に「中目標」を作りましょう。


例えば、より簡単なアレンジを弾いてみたり、少し簡単な曲を弾くことや、部分的に完璧に仕上げるとか、片手ずつ完璧にするなど、が「中目標」になり得ます。


このようにして、自分の上達が感じられずに面白くなくなってしまった時は「中目標」を考えてみましょう。


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いきなり好きな曲に挑戦してしまう

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いきなり好きな曲に挑戦してしてしまって、全然弾けなくて挫折気味になってしまうこともあります。


弾きたい曲も練習方法さえわかっていれば、上達が見込めるのですが、初心者の段階ではどのように練習メニューを組み立てればいいのかがわからないですよね。


好きな曲が少しハードルの高い曲であれば、「自分の上達が感じられない」時と同様に「中目標」を作って練習メニューを見直してみましょう。


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いきなり基礎練習ばかりをやってしまう

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上記とは逆に基礎練習ばかりやっていて、作業的になってしまい「面白くない」と思ってしまうこともあるでしょう。


特に教材に出てくる曲は簡単であるものの、基礎を習得するための練習曲ばかりで、全然楽しくないこともあります。


そんな時は、指の訓練に加えて、自分の弾きたい曲を並行して練習することをお勧めします。このようにして、基礎練習が自分の弾きたい曲の演奏の向上に効いてくるため、モチベーションが上がるでしょう。


基礎練ばかりやってつまらなくなった時は、自分のチャレンジ曲を並行して挑戦してみることをお勧めします。


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課題曲が好きではない

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先生などから出された課題曲が、あまり好きでないために、弾くことが「面白くない」と感じることがあるかもしれません。


曲選びは、ピアノ継続のモチベーションに直結するといっても過言ではありません。どうしても弾かなくてはいけない事情がある場合は、「弾いてて楽しい」と思える曲を並行して練習することをお勧めします。


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楽器が良くない

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例えば、弾いている電子ピアノの音が自分の思っているピアノの音色とかけ離れていたり、ピアノの調律ができていなくて不協和だったりする時に、いくら好きな曲を弾けたとしても、なんとなく「面白くない」と思うこともあります。


楽器選びやメンテナンスは意外と重要です。可能なかぎり自分の納得のいく楽器で良いコンディションで弾くことをお勧めします。


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最後に

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今回は、練習が「面白くない」と思ってしまう場合の原因と解決法を考えていきました。


初心者にとって、練習が面白くない時は、練習に「面白いと思う要素」を盛り込むことが重要です。


例えば、基礎練習がつまらない場合は、基礎練習はそのまま継続してみるとして、自分の弾ける曲よりも少し難易度が低いと感じる曲を弾いてみるのはいかがでしょうか。


できればそこまで長くない曲が良いと思います。


簡単でも弾ける曲が増えていくと、「私、たくさんの曲が弾けてるー」と満足感得られると同時にだんだん自信がついてきます。


飽きたら、新しい曲にどんどんチャレンジしてみましょう!


レパートリーが増えてくると指の押さえ方や腕の動きなど逆に基礎練習にも応用できる気づきがあると思います。


「1つ」を完璧にすることにこだわらずある程度簡単な曲をたくさんマスターすることも上達の一歩に大切なことなんですよ。


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