【ピアノの練習】長い曲を仕上げる時は少しの工夫で効率的に!後ろのパーツから徐々に仕上げていく練習を紹介!?その3つのメリット!

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はじめに

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ピアノを練習していて、少し長い曲にチャレンジするときに、

どうしても途中で止まってしまったり、ミスしてしまって、もう一度最初から弾き直し、、、

なんてことがあったりしませんか??


実は私は、よくあります!


難しい曲も何とか弾ききれる中〜上級者ならば、こういった工夫に気を使う必要はありませんが、初〜中級者にとっては、なかなかもどかしい状態かと思われます。


そんなときにあるちょっとした工夫をするだけで効率よく練習ができます。


今回は長い曲の練習を仕上げる時の工夫について考えていきましょう!


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通し練やパーツ練ばかりやっていませんか

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長い曲には、曲の『構成』がありますよね。

例えば「Aメロ」「Bメロ」「サビ」「間奏」というところがその曲を構成する1つ1つのパーツと考えます。「イントロ」「エンディング」なんてのも加わる場合もあります。

長くなるほど、そのような構成が複雑に組み合わさっていることが多いでしょう。

ところで、通し練やパーツごとの練習ばかりをやって頑張って曲を仕上げていませんか?


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通し練ばかりするデメリット

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一曲通して練習する方法です。

通すのはいいのですが、途中で止まったりミスが続くと、もう一度はじめに戻って弾き直しばかりしていると、あまりいい状態とは言えません。

なぜなら、最初の方だけ弾けるようになり、後になるほど練習が希薄になるからです。

また、通して最後まで行ったとしても、ミスや止まってしまうことが癖づいてしまい、集中力が持ちません。


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パーツごとの練習ばかりするデメリット

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それでは、曲の構成ごとに何度も弾く練習をすると良いとお考えになるでしょう。

きっと、そういった練習をしていく中で、一曲仕上げる段階に到達されたのだと思います。

ですので、最初はこのような練習は有効だと考えます。


しかし、すべてのパーツを完璧に弾ききれるようになったとしても、集中力や記憶力の問題で、通し演奏はやはり「難しいな!」と感じられることが多いのではないでしょうか?

パーツごとの練習ばかりをして仕上げようとしてしまうと、集中力を持続させて弾ききることや、曲の全体の流れで覚えていく過程が削がれるため、仕上げるのに時間がかかってしまいます。


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後ろのパーツから徐々につなげていく

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それでは、どうしたら良いのか?

私がオススメするのは『後ろのパーツから仕上げてつなげていく練習』です。

例えば、「Aメロ」⇒「Bメロ」⇒「サビ」⇒「エンディング」

という構成の曲があったとしましょう。


まず「エンディング」部分を完璧に弾ききります。


できたら次は

「サビ」⇒「エンディング」

をつなげて弾ききる練習をします。


それができたら、

「Bメロ」⇒「サビ」⇒「エンディング」。


最後に

「Aメロ」⇒「Bメロ」⇒「サビ」⇒「エンディング」。


これで曲を仕上げることができます。


※1つのパーツが長く、弾ききるのが大変な場合は、さらに細かく区切って、区切った後ろのパーツから練習します。


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なぜ後ろから?

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後ろのパーツからつなげていって仕上げるのはなぜでしょうか?

3つのメリットがあります。


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練習量が少ないことが多い

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練習は通常、最初の部分から始めると思います。

ですので、練習量が最初の部分より最後の部分のほうが少ないことが多いです。

後ろの部分に行くほど、練習量が少ないことを、この練習法で解消する効果があります。


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後ろに進むにつれて難しいことが多い

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楽曲のダイナミクスなどの関係上、後ろに行けば行くほど運指や強弱、速度が複雑になることが多いと思います。

ですので、考えることが多く、難しいであろう最後の部分を自然に練習できるこの方法は、効果的な良い方法だと言えるでしょう。


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後ろが完璧であることの心理的余裕感

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最後の部分に行けば行くほど練習量が増えるこの練習法を行えば、最初を間違えなければ最後の方は弾き慣れているという、「心理的余裕」が生まれます。


よく緊張する人は、最初の方だけたくさん練習していて、最後に行くにつれて不安要素が多くなるため、緊張してしまうことが多いようです。


よく考えてみると、発表会で、仮に最初グダグダでも最後に行くにつれて素晴らしい演奏だったら、聞き手は「最初は緊張してたけど最後の方は素晴らしかったなぁ」と感じ、逆の状態よりは悪く思わないでしょう。


「終わりよければすべて良し!」

こういうコトワザがあるくらいです!


ですので、時間がない人こそ、このような練習法で仕上げることをお勧めしますよ!


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最後に

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今回は、後ろの構成のかたまりから練習して、一曲仕上げていく方法をお話ししてきました。


この方法がすべての曲に対して効果的というわけではありませんが、もし一曲弾ききる練習でお悩みの方は、練習法を改善することで効果が得られる可能性もありますのでご紹介しました。ぜひお試ししてみてください!


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