ピアノの練習でも全集中で「ゾーン」に入る!集中力を極限まで高めるための7つの手順!

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はじめに

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「ゾーンに入る」という言葉を聞いたことがありますか?


スポーツなどでもよく用いられる言葉で、集中力が極限まで高まって、他の思考や感情、周囲の風景や音などが意識から消えて、感覚が研ぎすまされ、活動に完璧に没頭している特殊な意識状態のことです。


集中力が極限まで高まって、他の思考や感情、周囲の風景や音などが意識から消えて、感覚が研ぎすまされ、活動に完璧に没頭している特殊な意識状態のことです。


ピアノでも「ゾーン」に入ることが可能です。

そして今では、誰でも、トレーニング次第で「ゾーン」に入ることは可能だと言われています。


まず、「フロー」という心の状態に入る必要があると言います。「フロー」とは、「流れに乗っている」という意味で、集中力が抜群に高まって、活動に没頭した状態です。「フロー」状態が進み、その向こう側にある、一時的な、極限の集中状態が「ゾーン」です。つまり、心を「フロー」状態にすることが、「ゾーン」に入るための必要条件です。


どのようにこの状態に持っていくのかを今回は考えていきたいと思います。


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7つの手順

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7つの手順に従って行うことで、「フロー」と「ゾーン」を再現できる体質に訓練していくことができます。


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ゴールを思い描く

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まず、心の中で自分がピアノを通して一番実現したいゴールを設定しておきましょう!どんな状態でピアノを弾いていたら一番素晴らしいかを身体にインストールすることにより、漫然と取り組む場合と比べてはるかにゾーンに入りやすくなります。


例えば、発表会で素晴らしい演奏を披露し、拍手喝采を浴びている状態でもいいでしょう。「どんな曲を弾いているのか」「どんな場所で演奏しているのか」など、なるべく具体的な方がいいです。いつもそのゴールを想像できるようにしておきましょう!


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「好き」という感情を大切にする

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ピアノの音やピアノの演奏が「好き」という感情を大切にします。好きなことを考えていると、人はその時の状況に関係なく、気分が良くなり、「フロー」状態に傾きます。


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練習環境を整える

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ピアノの周りに、自分のテンションが上がるようなものを用意しておいたり、逆に気が散るようなものを一切置かないように工夫しましょう。スマホやテレビは消しておきましょう。雑念がなくピアノに一点集中できる環境が大事です。


環境が整っていれば、脳がその状況を記憶していきます。ピアノの前に座った途端に、集中する癖がついてきます。そのおかげで、練習開始直後に一気に集中力を高めることが可能になってきます。


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イメージを膨らませる

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そっと目を閉じて、集中して練習できている「フロー」状態を思い描き、その先にある「ゾーン」を想像します。


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「今そこにあるピアノ」を大切にする

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雑念を一切捨てることが大切です。過去の失敗や未来の不安などの感情は全て忘れて「今そこにあるピアノ」に全集中しましょう。


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根拠のない自信を持つ

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「どうせうまくいかない」という感情を1ミリでも持つと「ゾーン」には入れません。自分を120%信じて、「きっと今日も最高にうまくいく」という根拠のない自信を持ちます。


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短時間で練習をする

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「フロー」や「ゾーン」はダラダラやっていると訪れません。3時間でダラダラやればできそうなカリキュラムを1.5時間で作ります。時間は厳守して、練習メニューも必ず終わらせます。すると、最終的に成果や結果はどうであれ、短時間で一点集中することで、脳が余計なことを考えることなく、プロセスの中で集中力は究極に高まります。


そして、邪念がなく、澄み渡って落ち着いた心の状態になって、恍惚感を覚えたら、それが「ゾーン」に入っている感覚です。


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最後に

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実際には毎回の練習で「フロー」状態になるのでさえ非常に苦労します。何かと雑念が入り込んで一度気を抜くと、もうその日はダメだったりしますね。そういう時は、きっぱりと練習をやめてしまうのも手です。あまりダラダラやっても効果が薄いですし、そういった精神状態での練習が癖づいてしまう可能性もあります。


また、「集中しようと努力して」→「集中できる」のではなく、「好きなコトやりすぎたら」→「勝手に集中してた」というパターンが多いようなので、集中したいときは微妙なさじ加減で肩の力を抜いて、楽しいという気持ちも受け入れながら絶妙に取り組まなければいけないのが難しいですよね。


そして、ゾーンを知るためには、「ゾーンに入っている人を実際に見る」のも効果的です。一流のスポーツ選手は、大きな大会で自らゾーンに入ることで最高のパフォーマンスを出します。「ゾーン」がいまいちピンとこない人は、テニスや卓球の世界大会の決勝戦を見てみてはいかがでしょうか。選手のゾーンに入っている瞬間が垣間見れるはずです。


ぜひ、あなたのピアノ練習や発表の場に向けて参考になりましたら幸いです!

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